カイ辞典 二刷

特定のテーマを掘り下げるブログ。ゲームとマンガ中心に、心に残るマンガのセリフをつらつら綴りつつ、最近はプログラムのメモ帳として活用することに。 ※マンガのセリフは脳内の記憶から書き出しているため正確な文章ではありません、あしからず

2008-01-01から1年間の記事一覧

「これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」【鉄拳チンミ/前川たけし】

この言葉はあくまで一部であって、全部書くと「これを知る者はこれを好む者に如かず、これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」という言葉になります。知ってるだけでは好きな人にかなわないし、好きな人も楽しむ人にはかなわないってことですね。 ネットの普…

「精神なんて技術でコントロールできる」【ヒカルの碁/ほったゆみ・小畑健】

現実逃避とか言わない! 囲碁の技術はトップクラスながら精神面が脆く、プロ昇格を決める試合でも勝手に背負ってしまったプレッシャーから自滅してヒカルに負けてしまった伊角くんが、中国で修行中に楊さんから諭される一言。 病は気からという言葉もあるよ…

「価値観の違い、ってやつかな」【風子のいる店/岩明均】

忘れた頃にエントリー! 「風の子のいる店」の登場人物である田島はものすごい足が速く、全国レベルが狙えるようなタイムをたたき出せるにもかかわらず、いつもブラブラしてばかり。そんな田島を見かねて陸上部の顧問が「お前なら全国が狙えるのに」とたたき…

「何点取っても勝てる保証はないけれど、1点も与えなければ負けることはない」【じんべえ/あだち充】

長いこと放置してましたがちゃんと続けますよ! あだち充といえば野球マンガのイメージが強いですが、この作品はサッカーが題材。といってもメインはサッカーマンガではなくて親子愛なんだけれども。 タイトルにもなっているじんべえはかつて伝説のゴールキ…

「料理が人の上に立つことはありません」【美味しんぼ/雁屋哲・花咲アキラ】

このブログがなかなか進まない理由の1つに、できるだけ台詞は1つの作品から1つにしようというルール設定してたからなんだけど、それ考えすぎてエントリが進まないより、とりあえず思いついたらエントリする方向に変更しました。なのでおそらく美味しんぼの台…

「でもやらなければ確実なゼロだ!」【寄生獣/岩明均】

名作「寄生獣」の一言。最強の敵に追い詰められ絶体絶命の新一がゴミ捨て場で何か鉄の棒のようなものを手にする。でもこんなの効かないかもしれないし、そもそもその棒が地面から抜けるかどうかもわからない。ほとんど確率はないようなもの。でもそれは「や…

「ここに述べた心得は単純なことばかりだ。しかし、それを毎日毎日徹底させるのは難しい。だが、そこにこそあなた方の命がかかっている」/【パイナップルARMY/工藤かずや、浦沢直樹】

タイトル長いですがまあ勘弁。前のテンプレートだとタイトルと本文がかぶってしまったんだけど、これなら大丈夫っぽい。 本題ですが今回の言葉は傭兵ジェド・豪士がテロリストや暗殺者から身を守るために開いたセミナーで発言した言葉。たとえば窓に不用意に…

「みんなに優しい人ってのはね、いざというときには自分に一番優しいんだよ」【めぞん一刻/高橋留美子】

ご存じヒロイン音無響子さんにあの手この手で迫る三鷹。そんな三鷹を見ながら一ノ瀬さんが投げかけるのがこの言葉でした。 これはもうシンプルながら深すぎる言葉なのであえて余計なことは書きません。しかし前エントリの夏子の酒もそうだけど、いざというと…

「人を頼るのと協力してもらうのは違います」【夏子の酒/尾瀬あきら】

「はてな更新しないんですか」とつつかれたのでがんばります。いやネタはいやというほどあるんですよ、書く時間ないだけでさ……。 というわけで今回のテーマは夏子の酒。兄の意志を継ぎ、幻の米「龍錦」を育てようと意気込む夏子に対して、兄を慕っていた草壁…

「他人の人生をそれだけ拘束しておいて、何も残らないようなモノなど、いったい何のために作るというんです?」【大東京トイボックス/うめ】

これは本ブログでも書こうと思ってるネタだけど先行して書いておく。 巨大ゲームメーカーソリダスのゲームが、その残虐表現が少年犯罪の原因になったと問題になり、開かれた記者会見でソリダスの仙泉が「自分の作ったゲームは影響を与えています」と認めた上…

「拾って拾って拾いまくるしか能がねーだろ、てめーは!」【健太やります!/満田拓也】

バレーボールマンガのバイブル的存在とも言える「健太やります!」の主人公健太は背が低くて一般的にはバレーボール向きの選手とは言いがたいものの、バレーボールに対する愛情は人一倍。ただ、時おり自分より能力がはるかに高い選手と対戦したとき、自分の…

「これだけ良いカブが手に入ると凡庸な料理人はダシを取ってさっと炊くだけ、などという料理を作ったりする」【美味しんぼ/雁屋哲・花咲アキラ】

究極の料理のカブ対決の巻。前回の卵対決で「素材が違いすぎる」と指摘された第2回は、美食倶楽部で使っているキャベツとカブで勝負。しかし1回目のキャベツで山岡率いる究極側は、白子をキャベツで巻くという、白子の味に頼りすぎた料理を出してしまい、「…

「お客様にふさわしい飲み物をお出しするのがソムリエの仕事です」【ソムリエ/城アラキ・甲斐谷忍・堀賢一】

会社のお祝いに部下をつれてやってきた社長。勢い良くワインを開ける姿を見て部下たちは「社長飲み過ぎだよ。体に悪いよ」とひそかにずっと心配しているところに、社長がソムリエに「今のわしにぴったりの一杯を」と注文する。 出てきた一杯を飲んでびっくり…

「同じアジア人だから仲良くするというのは、逆の人種差別だと思います」【加治隆介の議/弘兼憲史】

おそらくCHANGEが大いに参考にしているであろう政治マンガ。外交問題において米国よりも中国などアジアと仲良くすべきな話が出たときに、加治隆介がこう一刀両断するのでした。 意外と気づかないけどこういうことって身近にも起きてたりする。個人的にいやだ…

「いや、信用ではなく信頼だ、作戦上のな」【エリア88/新谷かおる】

エリア88で司令官のサキがミッキーに問うセリフ。最初ミッキーは「よしてくれよ、傭兵が信用するのは自分だけだ」と回答し、それに対する返事がこの言葉。歴戦の勇士であるミッキーが唯一背中を預けてもいいと思った男、それはエリア88を去った風間真だった。…

「友達は作るもんじゃねえ、なるもんだ」【サイファ/成田美名子】

双子の兄弟シヴァと喧嘩別れして傷心のサイファが運命的に出会ったハル。誰とでも人懐っこく話しかけて友達になるハルが自分と違って見えたサイファはつい「友達作るの苦手なんだ」とこぼしたところにハルが答えたのがこの言葉。 人間関係というのはほんとに…