カイ辞典 二刷

特定のテーマを掘り下げるブログ。ゲームとマンガ中心に、心に残るマンガのセリフをつらつら綴ったりもします。脳内の記憶から書き出しているためセリフは正確な文章ではありません、あしからず

「みんなであの2人を幸せにしてあげようね」【結婚しようよ/星里もちる】

主人公の雅寿とその彼女早苗は、入社前からのつきあいだったけれども、結婚に対する価値観の違いやすれ違いによって破局してしまい、雅寿はその間に出会った祥子と付き合い始める。

その後、雅寿は自分が勤めるアゲハテクニカルに新設された結婚式を運営する部署で、結婚式司会の研修を受けているけれど、ひょんなことからまだ研修中の身なのに、実際の結婚式で司会をすることに。

そんな前置きを経てやっと本題ですが、いきなりの大舞台に緊張しまくる雅寿に対し、彼女である祥子は「雅寿さんならできますよ」と励ます。一方、大学時代からの付き合いである早苗は、持ち前の機械に強い能力で、司会にアドバイスできるマイクやカンペ用のスクリーンなどの機材を準備した上で、表題の言葉をのたまうのでした。

大舞台で緊張しているとき、本当にほしい言葉は「あなたならできる」ではなかったりする。なぜなら自分ではできないと思っているから緊張しているわけで、それに対して「できますよ」というのはプレッシャーにしかならない。その点で早苗は単にプレッシャーを押し付けるのではなく、自らもサポートに回りながらその緊張を回避してあげているわけで、本当に心がつながっているというのはこういうことだよね、と改めて身につまされた次第。

しかし、連載当時の年齢と今では明らかに考え方も違っていて、あのころは単に面白いマンガだった「結婚しようよ」が、今読んでみると非常に深くて身につまされる。これについては本編ブログのほうでもちょっと言及してみようかなと思います。

結婚しようよ 1 (BIG SPIRITS COMICS)
結婚しようよ 1 (BIG SPIRITS COMICS)