「人を頼るのと協力してもらうのは違います」【夏子の酒/尾瀬あきら】

　「はてな更新しないんですか」とつつかれたのでがんばります。いやネタはいやというほどあるんですよ、書く時間ないだけでさ……。

　というわけで今回のテーマは夏子の酒。兄の意志を継ぎ、幻の米「龍錦」を育てようと意気込む夏子に対して、兄を慕っていた草壁は酒造りを手伝わずに出て行こうとする。そんな草壁を非難する夏子に草壁が放った強烈な一言が「夏子さんは、人に頼らなければ酒を作れませんか」。

　その後、夏子は死にものぐるいの努力で見事に龍錦を育て上げるも、やはり自分の力だけでは達成できず、夏子の意志に賛同した多くの人の助けを得てなんとか米作りを成功。そして1年経って夏子の酒蔵に戻ってきた草壁に対し、夏子は「結局自分だけでは何にもできなかった」と反省するのですが、そこで草壁が表題の言葉を投げかけるのでした。

　最初から人を頼るような人というのはやはり進んで助けたいとは思いにくいけど、でも本気で協力したいと思う人に対してはたとえ自分の特にならなかったとしても協力したい。自分がそう思うだけでなく、他人に対しても「頼るより先に自分でうごかなければ」といういい戒めになるひとことでした。

　あ、誕生日おめでとうございます（ひとりごと）。